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【例文】公務員の自己PRに「傾聴力」は使える?回答の組立て方も紹介

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【例文】公務員の自己PRに「傾聴力」は使える?回答の組立て方も紹介

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公務員試験の面接で最もよく聞かれる質問のひとつが自己PRです。

どのような経験や能力からPRするか、悩む人は多いと思います。

以下では、「傾聴力」をテーマに自己PRをする場合のポイントや回答の例文を紹介します。

 

公務員と民間の面接を突破した僕が選ぶ必携本

基本的なマナーなど、面接については「9割受かる」の本を読んでおけば間違いなし!

 

飛び道具的な裏ワザがあるわけではありませんが、この本の内容を実践できれば合格はかなり近いです。

座席配置の例などが載っているなど、「あ、それ知りたかった」という内容が多くあり、とても役立ちます!

 

 

傾聴力はPRポイントとして有効?

公務員試験において傾聴力は十分にアピールできる素質です。

公務員はどちらかというと事務処理を丁寧に行うような仕事を想像するかと思いますが、一方で住民と密にコミュニケーションをとる仕事や、役所の中で調整をする立場の仕事など、傾聴力を発揮する機会が多くあります。

どのようなシーンで生きるかは下でも書いていますが、傾聴力という長所も、公務員試験においては十分にアピールポイントとして使うことができます。

 

傾聴力を生かせる公務員の仕事

多くの部署と連携したプロジェクト

役所にはとても幅広い分野の部署があります。

例えば、脱炭素などの環境問題について考えると、

森林を守る点では環境や林業関係の部署。

企業の温室効果ガスの排出を抑える点では産業系。

上下水道の処理施設などはかなりの量の電力を使うため、そういった部署も関係します。

自治体として「二酸化炭素の排出を減らすぞ!」と叫ぶとしたら、それらの部署をまたいだプロジェクトチームがつくられます。

そうした部署をまたいでコミュニケーションを取る機会というのは想像以上に多く、幅広い立場の人の意見を聞き、まとめることのできる能力の高い人材は必要不可欠です。

 

ポイント

庁内でも他の課の意見を聴く機会は多い!

 

国・県・市町村をまたいだ業務

国家公務員なら国家、県庁なら県庁と、それぞれが関わるイメージはそこまでないかもしれません。

ですが、部署によっては日々連絡を取り、密接に関わっています。

国から県へ、県から市へタイトなスケジュールで「これをいつまでにやってくれ!」的なこともしばしば。

ピリピリした関係になってしまうこともありますが、よい関係性で上手く仕事をしている人もいて、コミュニケーションが得意で、相手の意見を理解し調整できる人は役所に向いているなと感じます。

 

自己PRの具体例を紹介!

私は、これまでの経験から身に付けた傾聴力を生かして、○○市に貢献できると考えています。

大学時代、部活動の大会で結果が出ず、皆の雰囲気も悪い時期がありました。

私は異なるポジションの選手間での関わりに改善できる点があると考え、それぞれの選手から話を聴き、繋がる場を設けることでその課題を解決したことがあります。

そうしたこれまでの経験から、異なる立場の人をまとめるための傾聴力を身に付けることができました。

市の業務でも、様々な異なる立場の方との連携が必要なのではないかと思います。

そんな時、住民のために最善の形となるよう物事を調整することが、市役所の大切な仕事なのだと考えます。そうした仕事に、私の傾聴力を生かしていけると考えています。

 

エピソードは質問の余地を残す

上記の例文では、結局どんな経験をしたのかよく分からないと思います。

ですが、これ以上長く話すと回答がダラダラとして感じてしまいます。

「実際にどんな課題を解決したんですか?」

「具体的にどんな場面で生かせると思いますか?」

など、予想できる質問への回答を準備しておけるといいでしょう。

ポイント

全てを離さず、質問の余地を残す!

 

「あなたの長所は?」とは違う答えを

よくある惜しい回答が、「私は○○してきたので、○○力があります」で終わってしまうものです。

これは、長所を聞かれた場合のために用意していた回答だと思いますが、「自己PR」と「長所」は違う回答を用意するべきです。

つまり、長所と併せて話すとしたら、

「私は○○してきたので、○○力があります」

「もし○○市に採用していただけたら、こんな仕事で○○力を生かして貢献できます」

という流れがいいでしょう。

 

PRはすなわち「自分を売り込む」ことです。

「この服はいい生地を使っています」

とだけ言われるよりも、

「伸縮性があって、汚れも落ちやすいので、アウトドアが好きな貴方におすすめです」

と相手の立場で欲しくなる内容を伝えるのが重要です。

 

ポイント

自己PRでは「自分が自治体に入ったらこう役に立つ!」という内容を話す!

 

自己PRで見られること

自信を持って話しているか

まずは、自信を持って話せているかどうかが大切です。

自己「PR」ですから、自分を売り込むことが前提になります。

公務員の仕事でも、例えば次のような売り込み、営業的な仕事があります。

・地元企業や名産品の海外への販路開拓

・自治体内の敷地への企業誘致

・職員採用試験の受験者数増加

真面目さ、堅実さが公務員のイメージかもしれませんが、ハキハキと自信を持って物事を伝えられる職員は貴重で、求められる人材です。

自己PRの質問は、そういった人材を欲しがっている証拠ともいえます。

 

分かりやすく伝えられているか

話の分かりやすさも大事です。

・結論から話す

・なぜその点がPRできるかの理由を伝える

・長く話しすぎない

ことなどが大切ですが、特に1つ1つの文章を短くすることが重要です。

緊張すると、

「○○が○○で、○○だったのですが、○○を○○して○○することで○○し、○○を…」

と長文になってしまう人が多いです。

文章を短く切ると、話のテンポも良くなり、内容も分かりやすくなります。

 

志望動機の例文

自己PRとともに必ずと言っていいほど聞かれるのが志望動機です。

下記の記事で志望動機の具体例を紹介しています。

違った視点の動機をいくつか見てみるのも役に立つと思います。

【例文集】公務員試験の志望動機の具体例!自治体別・業務分野別に例文を紹介

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  • この記事を書いた人

かもしま

◇現役の県庁職員
◇公務員の前は民間企業(不動産)勤務
◇県庁採用試験は1ケタ順位合格
◇1児の父として子育てに奮闘中!

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