公務員面接の準備をするにあたって、いろいろな質問への回答を準備されていると思います。
今回は「なぜ公務員になりたいのか」「公務員を目指したきっかけ」の質問の回答を考えてみます。
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目次
「公務員になりたい理由」を準備しておくべき理由
公務員になりたい理由は面接で問われる確率がかなり高い質問のひとつです。
民間企業であれば、「なぜ会社員になりたいんですか?」と聞かれることはほぼありません。
ですが、公務員の場合は聞かれることが多いです。
その理由は、公務員という職業の特殊性にあります。
その最も大きなものの一つが、役所の業務の目指すゴールが曖昧であるということです。
民間企業であれば、突き詰めれば利益を大きくすることがゴールのはずです。
しかし、公務員は住民の生活を守ること、住民の幸せ、といった数字で表し難いものを目指すことになります。
一つの言葉で目指すものを表せない仕事ということは、勤めている職員によっても目標が様々であるともいえます。
そのため、面接でも「あなたは公務員の仕事で何を目指すのか?」という点を確認しているのです。
また、単純に「営業をやりたくないから」「面接より筆記試験の方が得意」といったネガティブな理由で公務員試験を受ける人も少なからずいます。
こうしたことからも、「公務員になりたい理由」はよく聞かれる質問の一つになっています。
回答の構成を考える
まずは、実際に面接で答える際の文章の構成を考えてみましょう。
僕が実際に面接で答えていたのは次のような構成です。
①私が公務員になりたいと考えた理由は○○だからです。
②私は○○の時に○○を経験し、○○と感じました。
③公務員の仕事は○○なものだと思います。
④公務員として働くことで○○を実現できると考え、公務員を志望しました。
このように「過去の経験から感じた実現したいことを叶えられるのが公務員だった」という展開が、最も考えやすく、分かりやすい構成だと思います。
この構成であれば、準備している学生時代に力を入れたことなど、過去のエピソードに話をつなげられます。
もしくは、②の部分を見聞きしたニュースに置き換えることもできます。
「児童虐待のニュースを見て」「子供の貧困の率を知り」
など、実体験しづらい子供や福祉関連のテーマは、見聞きした内容でも問題ないでしょう。
【具体例】面接での回答はこう言う!
実際に面接で「公務員になりたい理由は何ですか?」と聞かれた場合、次のような回答が考えられます。
私が公務員になりたい理由は、お金のあるなしにかかわらず、幅広い人のためになる仕事がしたいと考えたことです。
私は販売のアルバイトをしており、「たくさん売ること」「高いものを売ること」を目指してきました。
ある時、生活に困窮する子育て世帯が想像以上に多くあることを知り、「私はお金を持っている人しか見ずに仕事をしていた」と気づきました。
そのような、利益を求める企業では手を差し伸べられないお金のない人も含めて、幅広い人のためになる仕事がしたいと思い、公務員になりたいと考えました。
似た質問にも応用可能!
例えば、
「理想の公務員像は?」
というような質問にも、回答を流用することができます。
上記と同じ内容で、
①私の理想の公務員像はは○○できる公務員です。
②私は○○の時に○○を経験し、○○と感じました。
③公務員の仕事は○○なものだと思います。
④この出来事から私は、○○をすることができる公務員になりたいと考えました。
として、回答をつくることができます。
専門家に相談してみる
自治体の取り組みを調べたり、自己分析をして志望動機をつくった後は、やはり専門の予備校で見てもらうのが一番安心です。
毎年たくさんの志望動機を見ており、その受験生の合否がどうなったかも知っているからです。
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続く質問への準備も必要!
理想の公務員像への回答を準備したら、それに続くであろう質問への答えも用意しておきましょう。
例えば、次のような質問が考えられます。
なりたい理由とは少し異なる分野に配属されたらどうする?
こうした理想を離した後には
「思い通りにいかなかったらどうする?」
という質問が定番です。
もし答えが思いつかない場合は、
「実際に現場に立ってみないと分からないことも多いと思います」
「行きつくところは同じ【住民の幸せ】だと思うので、任せていただいた仕事を精一杯頑張ります」
など、前向きな回答をできるようにしましょう。
志望動機の例文
面接において、もっとも聞かれる質問はやはり志望動機です。
やりたい仕事や志望先が絞り切れていない方は、次の記事で具体例を紹介しています。
違った視点の動機をいくつか見てみるのも必ず役に立ちます。
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