公務員というとお堅い職業で、黒髪短髪、眼鏡にダークスーツをイメージしてしまうのではないでしょうか。
公務員になったら髪型にも制限があるのかなと不安に思う方もいるかもしれません。
今回は、公務員男性が茶髪にすることは許されるか、また、実際に県庁で働く目線でどのくらい茶髪の人がいるのかについて紹介したいと思います。
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どのくらいの割合が茶髪にしている?
僕は県庁で働いていますが、男性で茶髪の人はほとんど見かけません。
ただ、まったくいないということはありません。
20~30代の職員で髪を染めている人は、感覚では30人に1人くらいでしょうか。
システムエンジニアやベンチャー企業など、自由な社風の職場とはやはり違います。
ですが、毎日ネクタイを締めて、短髪でびしっと決めた営業などと比較すると、公務員の身なりは緩いと感じます。
特段、茶髪にしているからといって話題になったりもしませんし、染めている人が少ないのは単純に染めたい人が少ないということもあるのかもしれません。
染めてもいい職場、ダメな職場
同じ公務員といっても、部署によって染めてもいい場合と、染めない方が無難な場合があります。
具体的には次のようなイメージです。
染めてもいい職場
特に染めても安全だと思う職場は、いわゆる出先の事務所です。
県庁では県庁所在地の庁舎以外に〇〇事務所といったものがたくさんあります。
そういったところは服装など含めて雰囲気が緩いことが多いです。
その他には、技術系の専門職が多い部署も比較的許容されやすいように思います。
それは、服装が作業着の人が多いためです。
スーツでもシャツの上に作業着を羽織る人が多くいます。
そういった環境であれば、多少髪が茶色いことは目立たなくなります。
染めない方がいい職場
簡単に言えば「偉い人と接する職場」は、髪は染めない方が無難です。
都道府県庁であれば知事、市役所であれば市長に近い部署の場合はやめておいた方がいいでしょう。
加えて議員と関係する職場の場合も注意です。
議会事務局や、政策系の課では議員に直接説明に行く場面が出てきます。
高齢の議員も多く、何に怒るか分からない面があるので、ここでも染めない方が安全でしょう。
白髪染めで茶色くするのはOK?
髪を染めるとはいえ、白髪染めは当然許されます。
若い職員よりも、年配の白髪染めで茶色いであろう職員の方が多いです。
若白髪で染めようか悩んでいる方は、もしかしたらオシャレでの茶髪と勘違いされるかもしれません。
白髪染めであれば、すべての髪が茶色くなるわけでなく白髪のみが茶色くなるので、見た目としては許されやすいのかなと思います。
染めるならどのくらいの明るさ?
一言で言うなら「地毛の可能性もある明るさ」くらいなら全く問題ないと思います。
たとえば、手前の男性は少し髪が茶色いような気がしますが、この程度なら役所の仕事でも全く問題ありません。
耳や襟足を短くし、清潔感のある髪型にすることが大切かもしれません。
逆に、黒髪でもだらしなく伸ばしたスタイルの方が茶髪より気になります。
もし茶髪にしたい方がいれば、カットはできるだけ清潔感のある髪型にしてみましょう。
これから公務員を目指す方で「服装や髪型にうるさいのは嫌だな…」と思っていた方、少し安心していただけたのではないでしょうか?
もし、今後公務員試験の受験を控えている方でしたら、こちらの記事で自治体別、やりたい仕事別などで志望動機の例文をまとめていますので、自分の長所に合ったものを探してみてください。
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公務員に実際になったら、どんな働き方をするのか知っておくのも大切です。
こちらの記事で公務員男性の子育てに関する休暇の取得など、実際の待遇などをまとめていますので、ぜひご覧ください。