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【希望は通る?】県庁の異動の頻度・部署の決まり方などを紹介します

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【希望は通る?】県庁の異動の頻度・部署の決まり方などを紹介します

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基本的には県内でしか異動しない県庁。

ですが、その部署の数は事務所などを含めると100近いところも多いです。

どのくらいの頻度で異動するのか、異動先はどうやって決まっているのか、やりたい仕事の希望は通るのか…

今回はそんな県庁の異動について気になる点を、現役の県庁職員の目線でまとめてみました。

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異動の頻度

主事(20代)の場合

20代くらいの職員は基本的に3年間は同じ部署で働きます。

僕の県庁では、

本庁→出先の事務所

出先の事務所→本庁

というように、はじめの2部署は本庁と出先のどちらも経験するように配慮されます。

 

僕の実例であれば、

1~3年目 土木系事務所

3年目~ 本庁

という異動をしています。

ポイント

・はじめは3年ごとに異動

・本庁と出先事務所をどちらも経験

 

主任(30代)の場合

大卒で入庁して30歳頃になると、役職が主任に変わります。

主任の場合もおおむね3年同じ部署にいるパターンが多いです。

主任の場合、それまでと変わるのは、昇任試験を受けられることです。

昇任試験に合格して肩書きが主査(係長)に変わる年には、必ず違う部署に異動になります。

忙しい部署で主任になった場合、早く抜け出すために昇任試験を頑張るという人もよく見かけます。

3回目の異動からは、能力により行き先が変わる面もあります。

多くは能力の高い人は本庁に集まる傾向があるように思います。

 

主査(係長)以上の場合

昇任試験に合格して主査となった場合、その後の異動はとても頻繁になります。

基本的には2年に1回部署が変わると考えていいでしょう。

県庁での仕事のルールや全体像が見えてくるころであり、異動した初めの年から仕事がしっかりこなせることも短期間で異動させる理由になっています。

 

異動先の決まり方

経験や能力による要素

過去に経験した仕事と近い分野に戻されるのは、よくあるパターンです。

20代で税金の仕事をしていた人が、30代でまた税関係の課に行くことなども多いです。

僕も公務員になるまでは不動産関係の会社におり、宅地建物取引士の資格を持っていたため、土地の買収などの部署へ配属されました。

民間企業から転職してきた人は、その会社と近い分野の仕事をする可能性が高いと考えていいでしょう。

 

個人の事情による要素

県庁は地方公務員とはいえ、県内各地に職場があり、異動があります。

子どもを保育園に迎えにいかなくてはならない人が、通勤に2時間かかるのでは困ってしまいますよね。

家庭の事情で辞められてしまったり、仕事をこなしきれなくなるのは職場としても困ります。

そのため、早く家に帰る必要がある場合については配置が考慮されるパターンが多いです。

 

子育てにかかわる配慮がどの程度されるのかなど、男性の子育て環境についてはこちらでまとめているので参考になればと思います。

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異動の希望を通すためには?

資格などの能力をアピール

資格などをアピールする方法は、役所としてこれから推進していきたい分野であれば効果が大きいです。

例えば、システム関係の知識や経験を持った人が「DX(デジタルトランスフォーメーション)の仕事で力を発揮したい」と手を挙げれば、登用される可能性はかなり高いものと思います。

ポジティブにやりたい仕事がある人には、そうした手を挙げる制度があるはずです。

その他にも僕の県では「こうした仕事をしたい人は申し出てください」というような、部署から募集を掛ける制度もあります。

 

家庭の事情を強く訴える方法

多忙な部署を避けたい場合、一番効果があるのは家庭の事情で早く帰らなくてはいけないと伝えることです。

例えば、

「子供を保育園に迎えにいくために、定時に帰る必要がある」

「近くに祖父母も住んでおらず、自分以外の迎えは不可能」

などと、異動前の年から課長などの面談時に伝えておきましょう。

ただし、これだけでは希望が通らないことも多々あります。

僕の周りでも、子供が熱を出したりしても、奥さんが迎えに行くしかない状態の職員がいます。

家庭の事情を考慮してもらうには、相応の深刻さを伝えなければなりません。

「残業が常態化した課では生活が成り立たないため、休業や転職も考えなければならない」

など、大げさに思えるほどに、考慮しないと職場側に負担がかかると感じさせる言葉で伝えましょう。

なかなか言いづらいとは思いますが、ここは頑張りどころです。

 

ポイント

・家庭の事情は異動の際に配慮されやすい!

・希望はしっかりと伝えるべき!

 

これから県庁を目指す方へ

やりたい仕事が出来るとは限らない

県庁を目指すとき、

「まちづくりがしたい」

「広報がしたい」

など、何かしらやってみたい仕事があると思います。

知っておいてほしいのは、そのやりたい仕事が出来ない可能性も高いということです。

県庁にはたくさんの分野の仕事があります。

僕の県では課や事務所の数が100近く存在します。

2年ごとに異動して、40年働いたとしても20ヶ所。

同じ部署に戻ることも珍しくありません。

すべての業務を経験できる人はいないのです。

やりたい仕事があるのはとてもいいことですが、面接などの場では

「どんな仕事でも使命感を持って頑張ります!」

という姿勢を見せてくれるほうが、とても頼もしく見えると思います。

興味のない分野でも、一度調べてみることをおすすめします。

 

まとめ

  • 異動は最初は3年、30代以降は2年ごとが基本
  • 希望が通る理由は「家庭の事情」がナンバーワン
  • やりたい仕事ができるかわからないが、知識や経験があるならアピールを!

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