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【例文】公務員面接の自己PR に「責任感の強さ」は使える?生かせる業務も紹介

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【例文】公務員面接の自己PR に「責任感の強さ」は使える?生かせる業務も紹介

公務員試験の面接で最もよく聞かれる質問のひとつが自己PRです。

どのような経験や能力からPRするか、悩む人は多いと思います。

以下では、「責任感」をテーマに自己PRをする場合のポイントや回答の例文を紹介します。

 

公務員と民間の面接を突破した僕が選ぶ必携本

基本的なマナーなど、面接については「9割受かる」の本を読んでおけば間違いなし!

 

飛び道具的な裏ワザがあるわけではありませんが、この本の内容を実践できれば合格はかなり近いです。

座席配置の例などが載っているなど、「あ、それ知りたかった」という内容が多くあり、とても役立ちます!

 

責任感の強さはアピールポイントとして有効?

公務員試験において責任感が強いことは十分にアピールできる素質だと思います。

民間企業では失敗を恐れずにチャレンジできることがとても大切です。

公務員でもチャレンジ精神はあるに越したことはないですが、民間企業と違うことは税金を使って仕事をしているということです。

住民が収めた税金を無駄なことに使ってしまったり、税金から給料をもらっている身で不真面目に勤務するようではいけません。

そういった背景を理解して、真剣に働ける「責任感の強い人」は役所が求める人材のひとつになっています。

 

責任感の強さを生かせる公務員の仕事

子どもの権利を守る仕事

例えば、児童相談所の業務などは特に責任感の強さが生かされる仕事です。

児童相談所には虐待の疑いなど、たくさんの通報が入りますが、その全てを面倒に思わずに真剣に対応しなければなりません。

多忙な中でどうしても対応漏れが出てきてしまうため、「通報から48時間にファーストタッチをする」というルールを設けているほどです。

このような忙しくも命のかかった仕事は、責任感が強くなければやり通すことができません。

「虐待などが多く報道されるようになり、通報も増え多忙な状況だと思う」

「私の責任感の強さを子供を守ることに生かしたい」

というような内容での自己PRは、現場のことも理解できていて好印象だと思います。

 

まちづくりに関わる仕事

都市や道路などに関わる仕事でも、責任感の強さが生きるシーンがあります。

例えば、区画整理などでは、そのエリアに住む人から土地を買い取ったり、引っ越しをしてもらうことがあります。

「まちづくり」と言うと聞こえはよく、スマートな仕事にも思えますが、実際は多くの人の生活を変えてしまう仕事になります。

都市としても完成だけでなく、そうした犠牲を払う人の生活を少しでも良いものにする責任が伴います。

土地の買収時の丁寧な説明、その後の手続き、生活の不安の解消。

一人一人に最後まで向きあうことは、公務員として働く人にとっても難しく、責任感の強さが必要な大切な仕事です。

 

自己PRの具体例を紹介!

私は、これまで培ってきた責任感の強さを生かして、○○市に貢献できると考えています。

大学時代、私は部活動の新入生勧誘のリーダーを務めていました。

近年は部員が減ってしまい、数年後には大会に出ることも危ぶまれる状況でした。

私は「このままではいけない」と、SNSを活用した勧誘や、PR動画の作成など、新たな取り組みを行い、歴史のある部を存続させ、規模も拡大することができました。

市での仕事にも、子供の命を守る仕事であったり、税金を扱う仕事など、大きな責任が伴う仕事が数多くあると思っています。

そうした仕事に、私の責任感の強さを生かし、貢献することができると考えています。

 

エピソードは質問の余地を残す

上記の例文では、結局どんな経験をしたのかよく分からないと思います。

ですが、これ以上長く話すと回答がダラダラとして感じてしまいます。

「実際にどんな課題を解決したんですか?」

「具体的にどんな場面で生かせると思いますか?」

など、予想できる質問への回答を準備しておけるといいでしょう。

 

「あなたの長所は?」とは違う答えを

よくある惜しい回答が、「私は○○してきたので、○○力があります」で終わってしまうものです。

これは、長所を聞かれた場合のために用意していた回答だと思いますが、「自己PR」と「長所」は違う回答を用意するべきです。

つまり、長所と併せて話すとしたら、

「私は○○してきたので、○○力があります」

「もし○○市に採用していただけたら、こんな仕事で○○力を生かして貢献できます」

という流れがいいでしょう。

 

PRはすなわち「自分を売り込む」ことです。

「この服はいい生地を使っています」

とだけ言われるよりも、

「伸縮性があって、汚れも落ちやすいので、アウトドアが好きな貴方におすすめです」

と相手の立場で欲しくなる内容を伝えるのが重要です。

 

ポイント

自己PRでは「自分が自治体に入ったらこう役に立つ!」という内容を話す!

 

自己PRで見られること

自信を持って話しているか

まずは、自信を持って話せているかどうかが大切です。

自己「PR」ですから、自分を売り込むことが前提になります。

公務員の仕事でも、例えば次のような売り込み、営業的な仕事があります。

・地元企業や名産品の海外への販路開拓

・自治体内の敷地への企業誘致

・職員採用試験の受験者数増加

真面目さ、堅実さが公務員のイメージかもしれませんが、ハキハキと自信を持って物事を伝えられる職員は貴重で、求められる人材です。

自己PRの質問は、そういった人材を欲しがっている証拠ともいえます。

 

分かりやすく伝えられているか

話の分かりやすさも大事です。

・結論から話す

・なぜその点がPRできるかの理由を伝える

・長く話しすぎない

ことなどが大切ですが、特に1つ1つの文章を短くすることが重要です。

緊張すると、

「○○が○○で、○○だったのですが、○○を○○して○○することで○○し、○○を…」

と長文になってしまう人が多いです。

文章を短く切ると、話のテンポも良くなり、内容も分かりやすくなります。

 

志望動機の例文

自己PRとともに必ずと言っていいほど聞かれるのが志望動機です。

下記の記事で志望動機の具体例を紹介しています。

違った視点の動機をいくつか見てみるのも役に立つと思います。

  • この記事を書いた人

かもしま

◇現役の県庁職員
◇公務員の前は民間企業(不動産)勤務
◇県庁採用試験は1ケタ順位合格
◇1児の父として子育てに奮闘中!

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