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公務員転職でまず買うべき参考書5選!勉強時間がなくても大丈夫

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公務員転職でまず買うべき参考書5選!勉強時間がなくても大丈夫

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僕は民間企業から県庁職員に転職をしました。

 

20代で公務員試験を受験したため、新卒と同じ筆記試験の受験です。

そこでネックになったのは、勉強時間が少ないこと。

大学生や働いていない人に比べると、圧倒的に時間がありません。

そんな中で僕は半年ほどの勉強で、県庁と東京特別区に合格しました。

 

この記事では、次のような方が公務員への転職に最短距離で近づくための参考書を紹介します。

 

こんな人に見てほしい!

・仕事後の短時間しか勉強できない

・初めて公務員試験の勉強をする

・最初に取り掛かる最低限の本を知りたい

 

 

新スーパー過去問ゼミ『憲法』


専門試験のある都道府県庁や特別区を受験する場合、まず取り掛かりやすい科目が憲法です。

多くの試験における専門試験の40点中4点ほどがこの憲法から出題されています

 

ポイント

憲法だけで専門試験の1/10の配点!

 

憲法に関しては、範囲も広くなく、出題される問題も限られています。

そのため、過去問題を解きまくるだけで対策は十分です。

 

特に使ってほしい問題集がこの新スーパー過去問ゼミです。

基本知識のページもそこそこに十分な量の問題が載っています。

難易度分けもしてあります。

最初に勉強に取り掛かる人はこの基本的な問題だけを一通り解いてみると、公務員試験で出題される憲法の全体像が1週間程度で把握できます

 

法律の問題は暗記科目だと思って構いません。

考えて答えを出す必要はありません。

よく、教科書的に法律の成り立ちから理解する本もありますが、そういった段階は飛ばして過去問題から取り掛かってください。

それだけで間違いなく憲法は満点を狙える科目になります。

 

新スーパー過去問ゼミ『行政法』


続いても法律科目の「行政法」です。

こちらも専門試験40点中5点もの配点があります。

 

法律の勉強をしたことがないと、取っ付きづらく見えるかもしれません。

ですが、こちらも憲法と同じく暗記科目です。

 

行政法の特徴は出題されるパターンがとても少ないこと。

ある程度基本的な過去の判例を覚えてしまえば、5点中4~5点を確実に取れる科目です。

 

勉強法としては、憲法と同じく過去問を繰り返すことをおすすめします。

まずはスーパー過去問ゼミの基本的な問題だけを2周ほどしてみてください。

2週間程度で本番でも得点を計算に入れられる科目に早変わりします。

その後、難易度の高い問題も含めて過去問題を繰り返せば、それ以上の対策はいりません。

 

とはいえ、はじめは教科書的な本が読みたくなるかもしれません。

これは強く言いたいですが、最短時間で合格するにはそういった参考書は読まない方がいいです。

今なら、疑問点があってもインターネットで検索すれば解決できます。

僕も初っ端から過去問題を買ってしまって、それ以上は特に購入することはありませんでした。

 

ポイント

・スー過去を繰り返すだけで得意科目にできる

・教科書、解説本は不要!

 

 

新らくらくミクロ(マクロ)経済学入門


法律とともに取っ付きづらく思えるのがこのミクロ経済学・マクロ経済学だと思います。

僕自身、経済学部でもなく、最初に過去問題を見たときにさっぱり意味が分かりませんでした。

 

そんな中、見つけて使ったのがこのらくらくミクロ経済学(マクロ経済学)でした。

今は「新」が付いていますが、内容は変わらず分かりやすいです。

 

なによりやさしく解説されています。

表紙を見て分かるように、絵を交えてとても取り掛かりやすい

本のサイズもA4くらいあり、カフェで開くには少し恥ずかしいですが、経済の勉強の入り口には最適でした。

 

法律科目は過去問題を暗記するだけで大丈夫ですが、経済については簡単に用語や理屈を知っておく必要があると思います。

需要と供給とは何ぞや?などです。

 

経済学で一番大変だったのは、勉強しはじめです。

最初の入り口を乗り越えられれば、あとは過去問題の繰り返しでよくなります。

 

経済も多くの試験で10点前後の配点があります。

これを捨てることは絶対にできません。

できるだけ簡単な本で、苦手イメージを払しょくすることから始めましょう。

ポイント

・経済は入り口さえ超えれば大丈夫!

・簡単な絵入りの本から苦手イメージを変えよう

 

 

畑中敦子の地方上級・A日程出る順数的処理


続いては教養試験のうち重要な数的処理についてです。

数的処理には判断推理・数的推理・資料解釈と種類があり、配点は40点中10点以上を占める試験がほとんどです。

 

参考書を探すと必ず見るのがこの畑中敦子さんの本です。

ぼくもこの方の本が一番効率よく勉強できると思います。

 

良く出題されるパターンを、適度な数載せてくれていること。

1周するのにストレスが溜まらないギリギリちょうどいい問題数になっています。

 

基本から取り組みたい人は、高卒試験向けの本も出ているので、そこから手を付けるのもおススメです。

ワニの絵が表紙の本です。

 

ポイント

・いろんなパターンを知っていることが大事

・まず畑中敦子の本を浅くでも1周すること

 

1問解くのに時間がかかり、法律よりも勉強が進んでいる感じがしなくて焦ります。

まずは問題のパターンを知る作業だと思って、サラッと1周することから始めましょう。

 

 

受験ジャーナル(前年版の直前予想問題)


本番の試験と同じ問題数の予想問題がついている受験情報誌です。

書店にもたくさん予想問題集がありますが、今回は転職を考えたときに最初に取り組むものとして、あえて予想問題を挙げています。

勉強するにあたって何より大事なのは、どんな試験を受けるのかを把握することです。

全体像をよくわからないまま、法律や経済の勉強を始めるのは、ゴールが見えないまま走り出すのと同じで非効率。

まずは全く分からなくていいので、一度実際と同じ問題数を解いてみましょう。

特にこの受験ジャーナルは、試験本番の情報も一緒に載っていて、また問題も難しすぎずおすすめです。

 

 

 

まとめ

時間がない転職組の参考書は

  • 配点が高く覚えるだけの憲法・行政法のスー過去から
  • 経済は極力簡単な絵入りの解説書!
  • 数的処理は畑中敦子氏の本をまず浅く1周
  • 何よりまずは予想問題で本番をイメージ!

 

 

 

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こちらもぜひ読んで安心して公務員を目指してほしいと思います。

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  • この記事を書いた人

かもしま

◇現役の県庁職員
◇公務員の前は民間企業(不動産)勤務
◇県庁採用試験は1ケタ順位合格
◇1児の父として子育てに奮闘中!

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