公務員への転職を考えるにあたってまず悩むのは、勉強するために会社を辞めるべきかだと思います。
僕自身、民間企業から公務員に転職しましたが、その際は会社に勤めながら試験を受けました。
今の仕事の残業時間や、収入が減ることでの影響などそれぞれだと思います。
今回は実際に公務員試験を受けた経験を踏まえながら、試験勉強のために会社を辞めるべきか否かについてお伝えしたいと思います。
公務員への転職を目指すなら、今のおすすめは「STUDYing」です。
仕事をしながらの少ない時間で効率よく学習できるコンテンツです。
公務員試験というと筆記試験のイメージが強いと思いますが、当然ながら面接試験もあります。
僕の県庁では
(一次試験)※筆記
教養試験 100点
専門試験 100点
(二次試験)
論文試験 100点
面接試験 400点
という配点になっています。
見ていただいて分かるとおり、面接に重きを置いていますね。
会社勤めをした皆さんからすれば、面接試験は圧倒的に有利です。
新卒の大学生と同じ土俵ですから、普段の仕事のように臨めば基本的に問題ありません。
よって、転職して公務員試験を受けるにあたっては、一次の筆記試験を通過することが目標となります。
必ずしもすごく良い点を取る必要はありません。
筆記試験の難易度
僕の場合は県庁と東京の特別区を受験しましたが、難易度は決して高くありません。
前職が不動産関係だったため、宅建を持っているのですが、宅建の方が受かるのが難しかったと思います。
銀行からの転職を考えている方なども、様々な資格試験を受けていると思います。
仕事をしながらそれらの試験を受けられた方なら、問題なく理解できるレベルです。
何かを数学で証明するような問題はありません。
理系科目や経済でいえば、公式やセオリーを知っていれば、それに当てはめて解くだけの問題が多いイメージです。
専門科目のうち、憲法や行政法などの法律科目は完全に暗記モノ。
過去問題だけを覚えればいいので、通勤電車だけでもある程度得点できるレベルに達します。
県庁を目指す方なら、憲法と行政法とミクロ・マクロ経済は得点源になります。
まず過去問題を見てみるとイメージがつかめると思います。
|
予備校に通う必要はある?
僕は全く必要ないと思っています。
・過去問題集が市販されている
・講師に質問しなければいけないレベルの問題は出ない
ことが理由です。
市販の問題集の解説を読めば理解できる内容について、時間をかけて講義を受ける必要はありません。
転職組は特に勉強時間を確保しづらいからこそ、予備校に通わずに勉強した方がよいです。
出題の傾向や勉強方法については、予備校での情報も有用だと思います。
ですが、これも効率的な勉強法の本が多く市販されています。
限られた時間で、ある程度科目を絞って勉強する方法さえ分かれば、独学でも十分です。
▼僕はかなり科目を絞ったので参考に見ていただければと思います
働きながら県庁に合格した僕の勉強法について
今の会社に勉強できる休日があるか
会社を辞めて勉強すべきかは、勉強できる時間がどのくらいあるかによると思います。
個人的な感覚としては、
平日に1時間、土日に半日ずつ
程度の勉強が半年できるのであれば県庁や特別区、市役所などは十分合格できると思います。
毎日終電で帰宅し、週に休みが1日以下という方は少し大変かもしれません。
言い方を変えれば、働き続けると健康を損なうレベルの人はやめた方がいいでしょう。
(至極当然ではありますが…)
家に帰ってから少し過去問題を解く時間があるなら、会社を辞めてまで試験勉強をしなくても大丈夫です。
収入が減るリスクを取らなくても、安心していいと思います。
まとめ
結論として、
・公務員試験の「勉強」のために会社を辞める必要はない
・過労死レベルで働いている場合は、勉強とかの前に辞めた方がいい
といった感じでしょうか。
公務員試験は知識を持った専門家を雇う試験ではありません。
最低限の知能を測る足切り的な試験だと思っています。
そして、それを通過するレベルに達するために、膨大な勉強時間は必要ありません。
まずは過去問題を見てみることから始めることをおすすめします!
近い将来、公務員の在宅勤務が拡大しそうなので、子育てやワークライフバランスを考える方はそのあたりも要チェックです!
▼こちらの記事で紹介しています!
県庁のテレワーク導入は早い!数年後には毎日在宅勤務できるかも