
こんにちは。
「採用された後にやりたい仕事はありますか?」
花形ポジション「財政に関わる仕事」!
これを受験生が言ったら
「なんだコイツ…!」って少し引くと思います。
普通の受験生ならイメージしやすい福祉の仕事や、まちづくりの業務を研究してくるところ。
そこであえて内部の、かつ役所の頭脳とも言える「財政」をあげるのは、ほかを出し抜くには最高の答えだと思います。
役所の業務は全て、予算をもとに動いています。
その予算を取り仕切るのが財政課です。
(課の名前は違う場合もあります)
その時々にあった、最適な施策を考える仕事をしたい。素晴らしい「やりたい仕事」だと思います。
この仕事は残業が多い場合がほとんどなので、体力もありそうなキャラクターの方にオススメです。
大変でも個人のために「福祉に関わる仕事」!
誰もが住みよい社会をつくりたいという動機も、わかりやすくて良いと思います。
特に今はSDGsともいう、誰も取り残さない行政の考え方が求められています。
人の少ない山間部のお年寄りをどうするか、生活保護を受ける人たちの暮らしをどう改善できるか…
ある意味問題の山積する分野です。
興味のある分野があれば、国の省庁のホームページを見てみるといいでしょう。
報道発表の資料などで、タイムリーな取り組みが挙がっているはずです。
経験を活かしたい「スポーツに関わる仕事」!
これはありがちですが、とてもオススメの答えです。
特に見るからにスポーツマンの人は絶対に言うべき。
なにより爽やかさが倍増します。
具体的には、ラグビーワールドカップやオリンピックパラリンピックのために、自治体が整備したスタジアムや道路などがあるはずです。
それらを大会後に活かす方法を今我々は考えているところ。
災害から住民を守る「防災・危機管理に関する仕事」!
これは最近の災害の多さから、特に必要とされている部分です。
大きな被害を出した東日本大震災の津波をはじめ、河川の決壊、土砂崩れ、台風による住宅の被害…
もはやどんな地形でも免れることができないものになっています。
関東の某県では台風の対応の遅さが問題となりました。
有事の際に備えてどれだけ準備が出来ているか。防災の部署の力は非常に重要です。
また、実際に災害が起きた際は、部署を問わずに出勤して働く必要があります。
そういった際に躊躇いなく住民のために働けるメンバーが必要だと、役所も最近身をもって感じているところです。
災害対策の部署で働いてみたい。
配属されなかったとしても、有事の際は地域の力になりたい。
いずれにせよ、面接官を務めるのは、普段は人事以外のそれぞれの部署で働いている職員です。
複数の部署を異動してきた職員なら、自分の自治体の業務は広く把握しています。
その中でも
「おっ、こんな仕事があることも知ってるのか」
と思わせる一言が言えたら、意欲が伝わることは間違いありません。
「大変なことだと思いますが…○○をやってみたい」
なんて言えたら抜群です。