今の仕事が嫌で転職したい!
公務員は安定してるから間違いないだろう!
給料も悪くないはず!
という方、多いと思います。僕もそういう時期があったのでわかります。
ただ、「実際に知り合いに公務員がいないから実情がわからなくて不安…」
とも思うでしょう。
そこで今回は、実際に民間企業から県庁へ転職した僕が感じたよかったところを素直にお伝えしたいと思います!
ポイント
・仕事から受けるプレッシャー
・休暇の取得
・知識の習得
・異動の頻度
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成果を求められない仕事が多くプレッシャーを受けづらい!
「公務員の仕事にはノルマがない」というイメージを持つ方も多いと思います。
実際になってみてまったくもってその通りだと実感しています。
僕は民間企業時代は、物を売るような営業ではありませんでしたが、やはり社の利益への貢献度が評価に直結する仕組みのなかで働いていました。
成績が低いと怒鳴られたりということはないですが、やはり成果が出ないと落ち込みますし、ストレスになりますよね。
評価されている同期などがいると焦りを感じたり、自分は向いていないのではないかと不安になったものです。
しかし、公務員の仕事というのは決まった予算を決まった方法で使うのが前提です。
基金の運用などを行う仕事もあるにはありますが、多くが利益を求めない仕事です。
こうしたプレッシャーの少なさは公務員になってよかったと自信を持って言える部分です。
利益を求めないとは言うものの、限られた予算でいかに県民の生活を良くするかというのはやりがいを見出せる仕事だと思っています。
しかし、利益など数値での目標がないと張り合いがないという人にはすこし辛いかなとも思いますね。
休暇が取りやすい!むしろ休まないといけない
有給休暇の取得推進が、僕のいる県庁ではすすんできています。
僕が実際に取得した日数はこちら!
・年次休暇(年に20日付与)→15日取得
・リフレッシュ休暇(年3日付与)→3日取得
・夏季休暇(5日付与)→5日取得
計23日休みを取ったので、実質として丸1ヶ月以上仕事をしていないことになります。
こんな羨ましいことがあっていいんでしょうか。すみません。
なにより人事からの圧力ともいえる休暇取得推進がなされているのが心強いです。
休みを取っていない課のトップは部下の仕事の管理が出来ない上司として、低い評価がなされることになります。
休みを取らなきゃいけない分、多少残業をすることはありますが、その場合は貰える給料は増えますからね。
今後もさらに休みやすい環境になっていくと期待しています。
在宅での勤務もあと10年くらいの間にはかなり実現しそうなので、子育てや介護で休みたいという人が、仕事との両立を出来るようにもなるかもしれません。
法律や経済など実用的な知識が増える!
圧倒的に実用的です。
民間企業でも不動産やお金に関わる仕事は多いと思います。
FPなんかを取っている人も多いですね。
なぜ県庁などの地方公務員が得られる知識が実用的なのか。
すべての住民を対象にしているのが行政の仕事だからです。
利益を求める企業の仕事は、やはり「お金を使う人」に向けられています。
一方役所では企業ではなかなか取り組まない、相続などのお金の話、福祉や保健などの困った場面。
それらを解決するための方法を仕事をしながら学ぶことができます。
これは実生活でも避けられない分野ですから、自分が遭遇した時に焦らずに済むようになりますね。
また、そういった少しネガティブな分野以外にも幅広く知識を得ることができます。
例えば都道府県は、税収増のために企業の誘致なんかもしています。
そういった担当になれば、ビジネスの知識はもちろん、国の政策の動向などにも直近で触れることになるでしょう。
今どき終身雇用が流行らないのは公務員も同じ。
幅広い知識を得て、将来の幅も広げていくことが必要でしょう。
一つの会社にいたら狭く深い知識になりますが、県庁は広くて少し深い知識が手に入る職場だと思っています。
嫌な仕事も2,3年経てば異動だから我慢できる!
「県庁に転職したものの、仕事がつまらない…」
ということも十分あり得ます。
そんな場合でも、県庁は基本的に2〜3年で部署を異動するシステムになっています。
ITシステム関係の仕事から土木関係の部署に動くこともざらなくらいです。
当然、職場のメンバーもコロコロ入れ替わりますから、仕事内容、人間関係などの嫌な部分も2年もすればリセットされるのです。
ずっと同じ分野で働くことが多い民間企業とは違い、頻繁に違う仕事に変わるシステム。
飽きも来ず、リフレッシュ出来る点で僕としては大きなメリットだと感じています。
これらのメリットは安定とか転勤とか、よく聞く公務員になりたい理由ではなく、公務員を「辞めなくてもいいかなぁ」と僕が思う理由です。
ささいなことですが実際に働いて感じている部分ですので、参考になさってください!
公務員になるためには当然試験があります。
面接の対策として、まず考えるのは志望動機ですね。
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